現状整理2 ~前を向こう~

こんにちは。ダレオです。

チームの状況が低迷していたはずの琉球相手に0-5という大敗を喫し、思わぬ結果となりました。正直私は、2-0か3-1くらいで勝つと思いました。

 

まあ、そんなことも踏まえて、試合や現状を振り返っていきましょう。

とにかく我々だけでも前を向きましょう。

 

目次

 

琉球戦の振り返り

【朗報】

磐田戦に岩政さんのフォーメーションとかが詳しく載っているであろう本を買ったので近々読んで戦術的なことも取り入れようと努力しています☺️。

 

前半から危ないシーンがあったとは言えど、そこはサッカーなのでしょうがない。

しかし連勝中以来見られなかったイッペイの積極的な仕掛けとシュートで右サイドで相手を脅かしていました。前節のイバからの影響もあると思った。

ワンツーで崩したり、CBの選手が流れでゴール前までいったりと少しずつ去年の良いところが出ていた。

それにも関わらず、段々と押されるにつれて自分たちで試合を難しくしてしまい、恐らくうまくいっていたことに対しても疑問を持ち始め、プレーひとつひとつで判断に迷いが出た結果、更に相手ペースになり、失点。

それ以降は今年の呪いのひとつである失点したら焦るが発動してリスクを負ったことが出来なくなる。どんどん考えがリスクを負いたくない考えになる。それすらもうまくいかない。

 

一方琉球はと言うと、大宮が全然反撃する気配もなく、恐らく”データ通り”のことしかしないので”非常にやりやすく、全く怖くない”と思うわけ。そうなれば追加点を狙いに来るのは言うまででもない。

奪われたとしても琉球は後ろが揃っている上に中盤をフリーで持たせたり、奥抜がドリブルで持ち上がっても、周りがそれを追い越そうとしなかったり、前にいる選手のランニングのコースが悪いので簡単に止めることが可能。

 

相手チームからしたら今の大宮は

今の大宮は相手チームからすると、先手さえ打たれなければ、

・勝手にミスしてくれる

・プレスに見事にハマってくれる

・理想のゲームプランになる

・自チームのスタイルの確認ができる

・どんどんチャレンジできる

・大宮が崩壊するところまで崩壊したから「もういいやって」開き直ったところで相手

 チームは好き放題できる(最後まで追ってこない、必死で体当てない等)

・のびのびプレーできる上、なめられたことにコンデション調整までされる

↑最後のは憶測

 

悲しいですが、これが現実です。対策しやすい上に相手チームが気持ちよくプレーができるチームになってしまったのです。

 

なぜ相手チームがやりやすいチームなのか

試合後に談義会のZOOMで話し合った原因としては、

・そもそも1試合通して失点しない上で考えてはいけない

・2点取るのもそうだが、2点差で勝つことから2点取ることと勘違いしている

・ゲームコントロールができない

・攻めるのか守るのかをはっきりさせていない

 

このようなことが挙げられました。

ここで最も重要なのは、ゲームコントロールをすることです。

オレンジまみれさんが仰っていたのですが、昨年なぜ昇格できなかったのかと言うと、引き分けがとにかく多いからですよね。

追いついての引き分けは良しとして、大一番とかで追いつかれたり逆転勝ちされるのを防ぐために「win-win」つまり2点差を意識しようという意味でスローガンを掲げたはずです。

 

これはどこに帰結するのかと言うと、ゲームコントロールに辿り着くわけです。

ここでもオレンジまみれさんの言葉を借りると

 

昨年の試合の締め方

・試合の終わらせ方が分からず、とりあえず走れる選手出して、前線でボールをひたす

 ら追っかけ回してよくわからないで失点みたいな感じが多かった

 

今年の試合の締め方の目標

・昨年の課題を解決すべく、攻めるのか守るのかを明確にして、それに沿った選手を送

 り出す。

 

根本的なことを考えるとゲームコントロールをするということでよね。試合を通してだと、勝っている時にはボールを落ち着かせて、負けている時には攻撃のスイッチを入れに行くということ、そういうのが昨年よりもできていない上に、得点という結果が出ていないのが今の足踏みを表しています。

悪い意味で”相手チームにスイッチを入れていいよ”という合図がでないと攻めないというのは、相手にコントロールされていると言っても過言ではありません。

せめて負けている時くらいはひたすら殴りに行くというゲームコントロールをしなければいけません。どんな大差で負けようが勝ち点で考えれば0なのだから失うものはありません。反撃喰らって失点したらそれまでです。当然です。攻めに人数かけているのだから。

 

理論では

理論上の話をすれば、これが解決するだけでぶっちぎりの強さを手に入れることが出来ます。しかし理想がうまくいかないのが現実です。

今シーズンは人事整理かのように、高木サッカーに合うような運動量に難ありの選手を中心に放出して運動量自慢の選手を獲得したものの思うようにハマらない。茨田は高年俸なのでしょうがない・予想通りとして、特にフアンマの放出が予想外だったというのは教授さんが随分前から仰っていました。

フアンマ→ハスキッチ

茨田→菊地or黒川

で考えていたはずです。

黒川は昨年いたら奥抜→黒川ないし黒川→奥抜みたいに使うことでリーグ屈指のシャドーとしてかなり良い成績を残すとともに必ず昇格していたでしょう。しかし現状は、個人では魅せるものの周りがうまく連動しないや、連動ミスで本来なら怖さを与えているのに報われないみたいな状況です。

菊地は高木サッカーに順応した俊輝を意識した・元大宮ユースということもあり、シャドーの一角を茨田の穴埋めとして最も期待されていたと思います。私も高木サッカーにはうってつけだと思いました。前回降格して昇格した湘南ではシャドーで9ゴールもあげています。しかし、得点というところで機能しない。

 

 

思いがけない大誤算

前回のブログで挙げた談義会の議事録メモに嬉しい誤算で守備が思ったより良かったのを紹介しました。それと引き換えとは言えないほどの大誤算がありました。

 

・ファーストチョイスに入るべき編成に菊地とハスキッチが技術を最大限に発揮できる

 適正ポジションが見つからない

・空いた穴が想像以上に埋まらない

・ほぼメンバーは変わっていない(むしろ技術が上がっている)のにゴールが決まらな

 い

・失点しない前提のプランなので失点した時の焦りが半端ない

・昨年の成績を踏まえた上でここまで取れない

・ポジティブなプレーを未来に描けない

 

ここにあるのだけが全てではありませんが、想像以上の課題が”一気に”きているのが何よりの誤算でしょう。

 

解決策

談義会の議事録を基に解決策を導くと

・得点が勝手に入っていく設計にする

・家長や横谷のようなスペシャルな選手がいないのにユーモア任せの設計にしない

・ゲームコントロールをできるようにする

・攻めるのか守るのかをはっきりさせる

・フィニッシャーの押し付け合いをしない

・丁寧に崩してペナ内で打つのではなく、ミドルレンジからも積極的にシュートをうつ

 こと

 

 

サポーターが今取るべき行動?姿?

今回の話し合いでは、サポーターの在り方についても話し合いました。この成績である以上、厳しい発言を見る機会が増えてきました。厳しくするのも大事だと思います。

それに、我々は消費者である以上、質の悪いサービスに対してはクレームを言う権利はあります。しかしそれは、質の高いクレームでなければいけません。

○○選手は使えない

○○選手●ね

というのはいけません。問題点に対して納得できるような根拠を述べたものでないと相手は理解しようとしてくれません。

高飛車な態度で向かってきた客の声に耳を傾けたいですか?

そんなの鬱陶しいの方が正直勝つと思います。

余程気に入らないことがあるなら、納得してもらえるように自分の気持ちを文字に起こしてみればいいと思います。

 

ただチームを誹謗中傷するような輩は放っておいて、我々はチームを信じて前を向いていればいいと思います。

 

 

話はずれてしまうのですが、2017年からDAZNというとてつもなく大きな放映が世界中に中継される時代になりました。そこであることに気づきました。

 

ひとつのチームを追っていれば、今面白いことをやっているなと思うのは当然です。しかし、それが結果に結びつかなければ、第三者には伝わりません。

 

これはヨシまるさんの体験談ですが、

2015年の大宮はJ2とは言えど、凄く強かったですよね?

それ故に、「今、大宮は強いらしいね」

という言葉をチラホラ耳にしていたみたいです。

やはり結果を出すことが第三者の目を惹くすなわち、新しいサポーターを自力で確保するのには最高の材料となるわけです。

逆に勝てないチームの試合をわざわざ見ようとする人は0に等しいです。

 

だから目先の「勝利」「昇格」にとにかく執着するのも無理ないです。特に大宮は良い選手がそろっているのでなおさらそれが強いでしょう。ただひとつ言えるのは、良い選手を扱うのは想像以上に難しい。我々より遥かに良い選手を保有している今のバルセロナはどうでしょうか?思うような結果が出せず、チームの崩壊に向かってます。

一緒にするなと思うかもしれませんが、日本のトップレベルの選手をまとめるのはそう簡単なことではないですよ。

プライド・クセ・性格 などを考慮して組むわけです。皆様の職場や部活にもチームワークというものがあるはずです。海外へ発信するプロジェクトなのに外国語を全く離せない人を送り込むバカいないですよね?

特別な理由がない限り、足の速い人に足が遅い人をマークさせないですよね?

 

こんな単純ではないですけど、将来を左右するような決断を5.6日後ないし3日後に状態を見ながらしなくちゃいけないわけですよ。それでそれがうまくいかなきゃ死ぬほど叩かれ、うまくいったときは無反応。普通はになっりますよ。

それをやっているのです。良い状態の時だけついていって悪くなった瞬間に突き放す。

そんな人を大切にしたいと思いますか?

クラブから追放されるのも時間の問題だと思いますので覚悟しておいてくださいね。

 

あと気になるのは、サポーターと選手のちょっとした

選手は一緒に戦ってほしい!

観客は消費者である以上観戦は自由

 

応援しない奴は立見席くるな!ではない。サッカーは誰のものでもないということから観戦スタイルは自由だということに改めて気づかされました。

そういう面では大宮のやり方はうまいと思います。ホットゾーンを設けて、めっちゃ応援したい人はそこへ行けばいい。ほかは自由みたいな。

 

ある国では戦争中でもサッカーは見れるすなわち、その時だけ自由だということ。

日本では社交の場に近いです。特に大宮は年配層が多く生存確認もできるということも良い点であります。

 

とても難しい問題ではありますがここに関しての認識はグレーのままでも良いと思います。それぞれが好きなスタイルで見ればよいということに気づかされました。

 

話がずれて更にずれてしまいましたが、第三者の目を惹くには結果が大事ではあるということです。また厄介なのは、これから普及するぞというタイミングで降格してしまったことです。これもヨシまるさんの話を聞いて思い出したのですが、

札幌の野々村社長は2017年に「どんな手を使ってでもいいから残留してくれ。そうすれば俺がビッグクラブにしてやるから」

これで残留した札幌はしっかりとビッグクラブへと成長していきました。

 

当然、大宮はメディアからの注目もあまりされなくなってしまいました。結果論ではありますが、この年でのマネジメントミスが悔やまれます。そしてスポンサーも減っていると思います。そこで再び押し上げるにはどうすればよいかという話になります。

私は今シーズンのリーグは一度もNACKに足を運んでいないので、スタジアムの状況はよく分かりませんが、若い人、特に女性が増えているとのことです。

ここ数年の若い人を取り入れるマネジメントはうまくいっていると思います。

レディースDAYやアルディー女、U-25のシーズンシート等の取り組みの成果でもあると思います。

サッカーは野球のチケット代で収入を確保するのとは違い、放映料で収入を確保しています。それに1試合での体力消耗が多いため、連日試合は出来ません。いかにして確保するかというと、今の大宮の成績を踏まえたら明るい気持ちで帰れないので、変な話、

 

・スタジアムに来るだけでハッピーになれる施設にする

楽天のように付近に遊園地をつくる

DeNAのようにスタジアムアクセスを抜群にする

 

等が挙げられました。

 

ここに関しては我々どうこう言う必要はないと思いますが、NACK側の施設をもっと有効活用できるといいですね。

 

 

最後に

かなり長くなってしまいましたが、クラブにネガティブなことを言ってもしょうがないので、クラブを信じて試合を見て、気楽に応援すれば良いのです。この状況にひとりでも多くのサポーターが寄り添ってくれるだけで頑張れるはずです。エールを送りましょう。

 

健闘を祈りましょう

 

追記

今回の議事録メモもあげておきます

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終わり